2-pan cooking のすすめ
正しく、シンプルに焼き上げるためには、3つのポイントをおさえれば大丈夫
食材を上手に焼き上げる、または炒めるためには3つの重要な要素があります。 すなわち「適切なフライパン」「適切な調理法」そして「適切な油分」です。2-pan クッキングの詳しいプロセスをご紹介します。
フライパン選びのヒント
魚やパンケーキがフライパンにこびり付いてしまったり、ステーキをうまい具合に焼き上げる事ができなかったりした事はありませんか?
そんな時、本当にイライラしてしまいますよね。焼く、炒めるという事は、本来とてもシンプルな作業です。正しいフライパンを使用すれば、
とても簡単に美味しい仕上がりが実現します。魚に色々な種類があるように、フライパンにも色々な特徴をもったものがある事をお忘れなく。

2種類のフライパンの使い分け
表面をクリスピーでカリッと焼き上げるために、ステンレス フライパンを一つ、そして、軽い焼き上がりや、こびり付きやすい食材のためにコーティングされたフライパンを一つと、2種類のフライパンを使い分けましょう。

やさしく、ふっくらと
卵料理、炒めたポテト、パン粉をまぶした料理や魚など、軽くふっくらと焼き上げる場合、ノンスティックコーティングをしたフライパンを使用するのが一番です。フィスラー独自のフッ素コーティングによって食材の焦げ付き、こびりつきを防止します。

その他、特別な調理に
ベーシックなフライパン以外にも、グラタン料理やすき焼き、しゃぶしゃぶを作ってそのまま食卓に出すことのできるサーブパンもご用意。調理したものをそのままダイニングへサーブして、アツアツのお料理をお楽しみください。

手早く、クリスピーに
赤身の肉や鶏肉といった食材を手早くクリスピーに焼き上げたい場合、高温まで熱する事ができるフライパンを使用します。ステンレス製の「オリジナル プロフィ コレクション」「スティルックス プロ」シリーズは、高温度まで熱する事ができます。熱伝導に優れ、ムラなく効率よく熱を伝えます。
コーティングフライパンのヒント

これ以上簡単なことはありません
焦げ付かないようにやさしく食材を炒めるには、ノンスティックコーティングされたフライパンを使います。
例えば「アダマント」「レヴィタル」「セニット」ラインのフライパンと、少量のオイル、そして正しい方法で炒めることです。
<使用方法>
1.ペーパータオルに3、4滴のオイルをたらしてフライパンに油を塗ります。
2.中火(最高温度の3分の2程度)で温めます。フライパンが高温度になりすぎないよう注意してください。
3.必要に応じて油を足します。(これは炒め料理に香り付けをするためです。)
4.材料をフライパンに入れてまんべんなく炒めます。お好みの焼き、炒め加減の少し手前で火を止めます。
長く使っていただくためには、できるだけプラスティックや木製のキッチン用具を用いて、ナイフや尖ったもの、メタル製のものは避けてください。引っかき傷をつくったり、コーティングをはがしてしまうようなクリーナーでは洗わないようにしましょう。フッ素加工フライパンの洗浄は、お湯で洗い流すだけで充分です。
ステンレスフライパンのヒント

表面をカリッとクリスピーに焼き上げるには
食材を手早くクリスピーに焼くためには、高温に熱することができるフライパンが必要です。ステンレス製の「オリジナル プロフィ コレクション」「スティルックス プロ」「カターニャ」ラインが良いでしょう。
ステンレスフライパンを使用する際は、油の膜をつくって から調理に入ると、素材が焦げつかず、本来の甘味や 旨味をそのままに楽しめます。

<使用方法>
1.何も入れない状態で3~4分ほど中火にかけます。
2.フライパンに水を数滴落とし、落ちた水滴が鍋の上で玉のように転がるまで熱します(写真)。温めすぎた場合は、濡れ布巾の上に置いて、温度を調整します。
3.2の状態になったら火を止め、油を入れキッチンペーパーなどで全体になじませます。(ステーキなど脂のある食材は、そのまま入れます。)
4.再度油をなじませ、料理に応じて、中火~とろ火で調理をはじめます。
5.食材がくっついても慌てず、2、3分で軽く剥がれるようになったら材料をひっくり返します。フタを使うとより早く火が通ります。